方針Ⅰ 若い世代も区政へ参画 「目黒の未来は自分たちでつくろう」
目指していく方向
いずれ目黒区にも、高齢化と現役世代の人口減少によって、高負担・低福祉の厳しい時代が訪れます。その時に一番負担を強いられるのは、他ならぬ若い世代です。
それなのに若者の投票率、区政への要望を聞くアンケートへの回答率はいずれも低く、目黒区議会の36人の議員の中に20代議員は一人もいません。
そんなふうに、“未来の中心世代”不在のまま政治が決まっていいはずがありません。私自身も若い世代の一人として、区政へ”思い”を届けます。
取り組んでいく施策
Ⅰ-1.若い世代の意見をくみ取る目黒
区の計画に若い世代の意見を反映
▼私自身が若い世代のひとりとして、「厳しくなる未来のことも考えてください」という若い世代の思いを区議会へ直接届けていきます。
▼区の計画を立てる際、区民全体へ向けたアンケートとは別に、対象を若い人に絞ったアンケートや座談会を実施することで、意見が届きづらい若い世代の声を、行政施策に反映していきます。
▼せっかく意見を計画に反映しても、分厚い計画書を読まなければ中身が分からないのであれば誰も理解できません。時間がない人にも読みやすい計画書のダイジェスト版を発行することで、目黒区がどこへ向かっているのか、若い世代に知ってもらう機会をつくります。
若い世代の投票率向上
▼区内の大学や大型スーパー内へ期日前投票所を設置したり、学生を対象に目黒区の未来に関する政策討論会・模擬選挙を実施するなど、若い人が政治を”自分事”としてとらえ、選挙に関心を持ってもらえるよう取り組みます。
政治活動を区民感覚で
▼早朝のマイクを使った大音量での演説や選挙カーでの名前の連呼は、私は迷惑に思います。そういうことをしていると、「政治家は国民の生活よりも自分の事情を優先する」と思われてしまうのではないでしょうか。
▼私は政治の世界に浸かっていないからこそ、いち区民としての感覚を持って政治活動を実施します。
Ⅰ-2.区の情報がわかりやすい目黒
広報「めぐろ区報」の充実・刷新
▼今のめぐろ区報は、魅力的なコンテンツが溢れるこの社会で、読み手を惹きつけるつくりにはなっていません。内容も“〇〇をしました”という一方的なお知らせ(通知)が中心で、区民の参画の視点が抜け落ちています。
▼“〇〇をしました”ではなく、“〇〇をします”という経過をお知らせする広報へ、そしてその経過に対して読んでいる区民が自由に意見を投書できる”対話型”の区報づくりを目指します。
情報発信のスマート化
▼現在区役所で発行されるチラシは、60以上の部署ごとに紙の色も大きさもバラバラです。定期的に出しているものだけでも区報のほかに、スポーツと議会と社協と、ボランティア、消費者、歴史文化財など、縦割り行政を体現した種類の多さです。
▼情報発信の媒体数を集約、あるいは規格を統一してスマートにするとともに、ターゲットに応じてSNS(ツイッターに若者向けの広報記事を噛み砕いて掲載など)やネットを活用し、「発信する」情報ではなく「届く」情報を目指します。
どれを読めば知りたい情報が得られるのでしょうか?
自分からも情報発信
▼国政や都政とは違って、区政には逐一状況を伝えてくれるメディアはいません。HP・活動報告のビラなどを通し、若い区民の一人としての問題提起・情報発信を行っていきます。
▼そして、特に若い人の区政への関心度を高めるために、「区役所の若手職員と議会の若手議員で、部署や政党を越えてタッグを組み、読み手と同じ若い視点から見た目黒区の現状・問題点を解説する」といった新たな情報発信の方法を模索します。